チームスポーツと個人スポーツの違いは？～それぞれのメリットとデメリット～

郡上市総合スポーツセンターです。

11月に入り、まさかの夏を思い出すかのような暑さ…からの一気に気温の低下…

もうついていけません(笑)

そんな弱音を待ってくれるはずもなく、季節はどんどん過ぎ去っていきます。年末まで残りわずか、大掃除が始まっている方もみえるのでしょうか？

さて、お子様にどんな運動やスポーツを勧めたらいいのかという質問をたびたび受けます。一番は興味を持ったスポーツが一番良いと思います。それぞれのスポーツには、それぞれのメリットデメリットが存在するのも事実です。ここでは、その判断の手助けになれば思いまして、まとめてみました。よろしければぜひ参考にしてみて下さい。

チームスポーツのメリットとデメリット

チームスポーツのメリット

1. 協力心の養成: チームスポーツは協力やチームワークが不可欠です。選手たちは相互に連携し、共通の目標に向かって協力することで、協力心や仲間意識を養います。
2. リーダーシップの発展: チームスポーツはリーダーシップの場でもあります。キャプテンやリーダーが他のメンバーを鼓舞し、統率することで、リーダーシップスキルが発展します。
3. コミュニケーションスキルの向上: チームスポーツでは、戦術の共有や連携が必要です。コミュニケーションが円滑であることで、チーム全体のパフォーマンスが向上し、メンバーはコミュニケーションスキルを向上させます。
4. 集団での成功体験: チームスポーツでは勝利や成功が集団で共有されます。これにより、個々の選手は自らの成功だけでなく、仲間の成功も喜ぶことができます。

チームスポーツのデメリット

1. 個人の責任の希薄化: チームスポーツでは、個々の責任が薄れることがあります。失敗や成功が全体の成績に依存するため、個人の貢献が見えにくくなることがあります。
2. コーディネーションの難しさ: 大人数で構成されるチームでは、コーディネーションが難しくなることがあります。全員が同じ方向に向かって協力することは容易ではないため、調整が求められます。

個人競技のメリットとデメリット

個人競技のメリット

1. 自己管理の重要性: 個人競技では自己管理が不可欠です。トレーニングやパフォーマンス向上に関する決定は選手自身が行い、これが自己管理スキルの向上につながります。
2. 集中力の養成: 個人競技では、選手は自分自身に集中し、外部の要素に左右されない集中力が求められます。これが、他の領域でも役立つ集中力の向上に繋がります。
3. 競争への対処能力: 個人競技者は自らとの競争に直面します。これにより、競争への対処能力やプレッシャーに強くなることが期待されます。

個人競技のデメリット

1. 孤独感の可能性: 個人競技者は競技の成功や失敗を自分自身で背負います。これが孤独感を生むことがあり、支えが不足する場合があります。
2. 協力やチームワークの不足: 個人競技者は通常、協力やチームワークが求められません。これが協力心や他者との連携のスキルを弱める可能性があります。

これらのメリットとデメリットを踏まえつつ、個人競技とチームスポーツのそれぞれがもたらす価値や挑戦について、理解を深めるようにすることが大人が出来る最善のことではないでしょうか？