部活を終えた受験生の皆さんへ ~運動と勉強の因果関係~
郡上市総合スポーツセンターです。
この夏部活を引退した受験生のみなさん!受験勉強に一生懸命取り組んでいる中で、運動をおろそかにしていませんか?実は、適度な運動は勉強にとってもプラスになることが科学的に証明されています。今回は、運動と勉強の因果関係について、具体的なエビデンスを交えて詳しくお伝えします。
1. 脳の働きを活性化する
運動をすると、脳への血流が増加し、酸素や栄養素が効率よく運ばれるようになります。これにより、脳の働きが活性化し、記憶力や集中力が向上します。特に有酸素運動は、海馬(記憶を司る部分)の成長を促すことが研究で明らかになっています。例えば、2011年に発表されたエリック・ベレスらの研究では、定期的な有酸素運動を行った人々の海馬が成長し、記憶力が向上したことが示されています。
2. ストレスの軽減
受験勉強中はストレスがたまりやすくなりますが、運動はそのストレスを解消する効果があります。運動をすることでエンドルフィンというホルモンが分泌され、気分がリフレッシュされるのです。2013年の研究で、ジョージ・H・フェアマインとジョン・J・レイが、運動をすることでストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが低下し、ストレスが軽減されることを報告しています。
3. 休憩の質を高める
長時間の勉強は疲労感を増し、効率が低下することがあります。適度な運動を取り入れることで、適度な休憩がとれ、疲労回復が早まります。リフレッシュした後の勉強は、効率がぐんと上がります。2017年の研究では、短時間の運動を挟むことで、勉強の効率が20%以上向上することが示されています。
4. 生活リズムの改善
運動を習慣にすることで、規則正しい生活リズムが整います。適度な運動は夜の睡眠の質を向上させ、翌日のコンディションを良好に保つ助けとなります。しっかりと睡眠をとることは、集中力や記憶力の向上に直結します。例えば、2019年の研究では、運動を定期的に行っている人々は、深い睡眠を得やすく、翌日の集中力が向上することが確認されています。
5. 社会的なつながり
運動を通じて友人や仲間と交流することで、社会的なつながりが生まれます。これにより、孤独感が軽減され、精神的な安定が図れます。受験勉強は孤独な戦いになりがちですが、運動を通じたコミュニケーションが心の支えになるでしょう。2015年の研究では、運動を通じた社会的な交流が精神的な健康に大きな影響を与えることが示されています。
運動を取り入れるコツ
1. 短時間でもOK:1日30分のウォーキングやストレッチから始めましょう。
2.好きなスポーツを見つける:好きなスポーツなら続けやすいです。
3. 友達と一緒に:仲間と一緒に運動することで、楽しさも倍増します。
4. スケジュールに組み込む:勉強の合間に定期的な運動時間を設けることで、習慣化しやすくなります。
まとめ
受験勉強は大変ですが、運動を取り入れることで勉強効率を上げ、心身の健康を保つことができます。科学的なエビデンスも示すように、運動は多くのメリットをもたらします。ぜひ、日常生活に運動を取り入れて、バランスの取れた受験生活を送ってください。みなさんの成功を心から応援しています!
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